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高円宮杯全日本英語弁論大会

​新潟県大会優秀賞受賞!

​"My Piano Life"

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2018年9月末に行われた高円宮杯全日本中学校英語弁論大会新潟県大会で、優秀賞を受賞し、11月末の中央(全国)大会に新潟県代表の1人として出場した馬上(もうえ)敏徳君のスピーチです。(動画は12月北山教室の発表会で撮ったものです。)

 

発表原稿の日本語訳やインタビューもあわせてご覧ください。敏徳君のスピーチを聞いて、ピアノも英語も上達するには積み重ねが本当に大切で共通することが多いことを改めて確認しました。私も英語弁論大会の指導は始めてでしたが、指導を通して貴重な経験をさせていただきました。

​「僕のピアノ人生」

 みなさんは、毎日やり続けている事ってありますか。僕にとってそれはピアノです。僕は、ピアノを10年間続けていて、たくさんのことを学びました。

 まず、僕は、4歳の時にピアノを始めました。最初は母の補助がないと、弾けませんでした。音符が読めない、指が思うように動かくて弾けない、という感じでイライラしながら弾いている毎日でした。そして、ピアノを辞めたいと何度も思いました。でも、習っている先生は熱心に指導してくれました。

 そして、7歳の時、初めてコンクールに挑戦することになり、結果は銀賞でした。嬉しかったです。その喜びを知ってから、僕は同じコンクールに挑戦し続けました。しかし、成長するにつれ、人前に出ると緊張してしまい、思ったような演奏ができず結果が出せなくて、悩んだ結果、緊張しなくていいように、毎日必死で練習しました。そして、11歳の時、コンクールで金賞を獲ることができました。これを機にもっと上を目指すため、新潟で最大のコンクールを受けることにしました。僕は必死に練習をしました。同じフレーズを何度も弾きなおしたり、レッスンを増やしてもらったり、ホールを借りたりして、本番を意識して練習をしました。

 しかし、緊張しすぎたせいか、結果はついてきませんでした。昨年、次のコンクールを受けるとき、緊張しても自分がどのように演奏するかを意識することにしました。僕は、上手く弾こうとする気持ちが強いと異常に緊張してしまうこともわかったのでリラックス必要がありました。そして、家でピアノを弾いている情景を意識して、ミスをするのを恐れないようにしました。

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 ついに本選の日がやってきました。演奏後は自分でやり切った感覚がありました。そして、結果発表の時、せめて小さな賞でも獲れたらとかすかに期待しながら待っていました。希望が薄れかけたとき、最後の賞が発表されました。「それでは県知事賞の発表です。ピアノ部門。馬上敏徳さん。」僕は、一瞬耳を疑いました。ピアノの先生は何が起こったかわからないといった表情でした。そして、母の悲鳴と、父の「よっしゃー!!」という声が、聞こえました。表彰式が終わったあと、すぐに両親の元へ駆け出し見つけて、抱き合いました。

 

 このような経験から、小さいころから続けてきた努力が、報われたのだと思いました。さらにピアノの先生、両親、同じピアノ教室の生徒さん達、学校の先生など、たくさんの人の支えがあって獲れた賞だと思い、とても感謝しました。

 僕は、ピアノから、感謝の気持ち、毎日欠かさず練習することの大切さ、自分に自信を持つ素晴らしさを学べました。ですから、みなさんも部活や他の習い事でこれだけは負けないというものを見つけてみてください。それはきっと、自分の宝物になると思います。

Q:スピーチコンテストに出場してみようと思ったきっかけは何ですか?

A:小学5年生の時、東京のスピーチコンテストがあるのを知って、自分の力がどれくらいのレベルなのか知りたかったので出場しようと思いました。

 

Q:コンテストに出場して良かったことは?

A:自分のレベルを知ることが出来たし、スピーチをするときは緊張がつきもので僕もすごく緊張しましたが、そんな自分に打ち勝って自分なりのスピーチができるメンタルを身につけることができたのが良かったです。

 

Q:これからコンテストに出てみたいと思っている人、出ることを迷っている人にひと言お願いします。

A:自分のレベルがわかるのでレベルを知りたい人にはぜひ出場してほしいです。緊張はすると思いますが、普段から練習を積み重ねると、失敗を恐れずにとにかく自分のいつも通りの力を出すという根性が自信となり、本番もうまくいくと思います。やる気さえあれば、グレイス(講師のニックネーム)は熱心な指導でどこまでも伸ばしてくれます。ぜひグレイスの指導で自分のスキルアップにつなげていってください。

Q:高校生になったらやってみたいことや抱負がありましたらお願いします。

A:自分の得意なピアノと英語をさらに伸ばして、将来の職業に生かせたらいいと思っています。英語は、もっとスピーチ力を磨き、また高円宮杯に再挑戦したいと思っています。高校生のうちに一度短期留学したいと思っているので、普段の生活で使える英語力も身につけ、グローバル社会にも対応できるようにしていきたいと思います。

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